nodoca(AI搭載インフルエンザ検査機器)
AIで、速くて苦しくない
インフルエンザ検査
専用カメラでのどを撮影して診断する「nodoca(ノドカ)」。
nodocaは日本ではじめて「新医療機器」として承認を取得し、新たに保険適用になったAI搭載医療機器です。
当院では、nodocaの有用性を直感し、素早く2023年9月に導入しました。
カメラでのどの奥を撮影し、インフルエンザに感染すると現れるインフルエンザ濾胞(ろほう:直径2mm程度のイクラのような透明感のあるぶつぶつ)と問診の結果から、AIが自動画像判定し、診断します。
これまでのインフルエンザ検査
- 綿棒でのどや鼻の粘膜をこするので、痛み・不快感がある
- 熱が高くても、発症から24時間後でないと、正しく診断できない
- 検査の制度は、50-60%と言われている
- 検査結果が出るまでに、約10分~15分かかる
当院でできる
新しいインフルエンザ検査
- カメラでのどの奥を撮影するだけなので、痛みがない
- 発症後すぐでも診断可能
- 検査の精度は、治験で70%以上と報告
- 数秒〜十数秒で、検査結果が出る
nodocaで検査するメリット
「今朝から熱が出ました」という人に、実際にインフルエンザ抗原検査をすると(-)でしたが、nodocaで検査してみたところ(+)と判定されました。
インフルエンザは発症早期に診断できれば、ウイルス量が少ない初期に治療が開始できます。そうすれば、つらい症状を早く軽くして、症状悪化を抑えられる可能性が高まります。
低侵襲・早期診断・早期治療をnodocaは可能にしました。これは、患者さんにとって大きなメリットです。
※nodocaによるインフルエンザAI検査料金は、保険が適用されます。 3割負担の方であれば、通常の抗原検査の料金と同じ900円程度です。